エンジニアも企画から関わり、本質的な課題が解決できる環境

前職のSI企業だとシステムの仕様を定めるだけでも、プロダクトマネージャーやお客様のシステム担当者など何ステップも挟まることがありました。そうするとテンポが悪くなったり、本当に必要なプロダクトが見えなかったりすることが多かったです。

また、より有用なシステムを作る手段が見えているにも関わらず、自身の意見を挙げづらく、スケジュールのほうが優先される環境にストレスを感じていました。
そんな中で出逢ったLIFULL seniorでは、エンジニアが企画からリリースに至るまでのすべての段階に携わることができ、企画の方針にまで一エンジニアが意見を出せるような体制でした。

社是として掲げている「利他主義」を社員一人ひとりが体現しており、短期的な利益ではなくユーザーやクライアントの課題を本質的に解決し、世の中の不をなくそうという想いで働いているメンバーが多いことに惹かれました。
さらに「すべてのステークホルダーを重んじる」というガイドラインにもあるように、他の会社でよくある「お客様第一」とは少し異なり、社員も含めて助け合おうというカルチャーが良かったです。

解決されていない課題が多く、開発しがいのある領域

業界を絞らず転職活動をしていたので、正直介護・シニア領域について考えたことはなかったのですが、今はとても開発しがいのある領域だと感じています。
エンドユーザーはご年配の方が中心なので、Webサービスを使い慣れていない方が多くいます。介護施設側もDX化が進んでおらず、あまりシステム慣れしていないことから「いかに使ってもらいやすいサービスを考えるか」という部分を特に考えて実装しています。解決できていない課題が多いからこそ、そこをシステムで解決でき、実際に不便や不満がなくなる状態を作れることがやりがいにつながっています。

実装する前にユーザーテストやヒートマップツールなどの結果をふまえ「どういう機能が必要か・実装するべきか」を、ディレクターやデザイナーのメンバーと議論しています。

また、サービスリリース後も、画面上のトラッキングを追いかけながら、よりユーザーやクライアントに使ってもらいやすい機能を追求しています。絶対に使われると思った機能が意外と使われないこともあり、実際のユーザーの行動を見ると想像と異なることが多いので、反応を見ながら素早く機能改善に活かしています。

より良いプロダクトを作るために、協力を惜しまない風土

施策を進める中で他部署に相談しに行くことが頻繁にありますが、業務に必要な手助けを惜しまない人が多いです。誰に相談しに行ってもみんな優しく、率直で建設的なコミュニケーションが取りやすいと感じています。

最近だと他部署の詳しいメンバーにアドバイスをもらい、施策をブラッシュアップできたことがありました。
また、元々その企画を提案したのは営業のメンバーでしたが、開発時のミーティングにも積極的に参加してくれたことで、スムーズに仕様の相談ができ、より早い意思決定につながりました。
自分の担当外のプロジェクトでもより良いものを作るために、みんなで意見を出し合える環境がいいなと思っています。