営業の組織構築からチャレンジできる環境

前職は医療系の商社で、有形商材を取り扱う営業として勤務していました。
商品力よりも自身の営業力が問われる、無形商材にチャレンジしたいと思ったことが、転職のきっかけです。
介護業界は社会貢献性が高い分野でかつ、ICT化が進んでいないという部分が、医療業界とも似ており、知見が活かせるのではと考えていました。

その中でもLIFULL seniorに入社を決めたのは、営業のスキームを再構築する段階で、組織づくりに関われるという点です。
元々クライアントに対して初期接触から提案・受注、その後のサポートまで一人の営業が一気通貫で担当するスキームでしたが、そこからThe Model型のセールス形態を導入することが決まり、私はインサイドセールス部門の最初のメンバーとして採用されました。
それぞれの部門の業務の枠組みはできていましたが、例えばどのような情報をインサイドセールスが聞き出してフィールドセールスにトスアップするか、といった具体的な連携方法は未完成の状態でした。フィールドセールス・カスタマーサクセスとのシームレスな連携フローを構築するところから、携わることができました。

入居者一人ひとりに向き合うことを大切にしている

直接クライアントと接していて、思っていた以上に「社会貢献の意識が強く、入居者一人ひとりに向き合っている方が多い」というのが第一印象でした。
どんなに忙しくても常に入居者ファーストを意識して行動している方がたくさんいます。
一方で、それを実現するためには、施設の空室を発生させないようにして稼働率を維持しておく必要があります。

今までは集客に困っていなかった施設でも、競合が増えたり、入居者割合が減ったりすることで、稼働率を上げることが難しいという課題を抱えています。
入居者募集のチャネルも多様化しており、施設側がまずどのようなことから取り組むべきかなど正解が見つかっていない状態なので、寄り添いながらサポートしていくことが、我々営業の役目だと考えています。

面倒見がいい、ボトムアップな社風

みなさん面倒見が良くて、人のこと考えて動いてくれる方が多いなという印象です。
私は30代半ばで入社したので、ある程度一人でできる前提で、全てを任される想定をしていました。
しかし、想像以上に私の意見を汲み取りながら一緒に進めてくれることが多かったです。インサイドセールスは当時一人で担当していましたが、戦略部門の方とずっと密に連携し、体制を構築していくことができました。

また、私にとっては自立自走でかつ、ボトムアップな社風がすごく新鮮でした。
前職はトップダウンの風土が強い会社だったので、言われたことを実行するだけで楽な部分もありましたが、今の環境の方が自身にあっていると感じています。

LIFULL seniorでは現場ファーストで何かが始まることが多く、クライアントの声を元にすぐにPDCAが回せて、次のアクションに繋げることが、当たり前になっています。
例えば、LIFULL 介護未掲載事業者へのアプローチについて、対象先の選定やDM・メールナーチャリングのクリエイティブやコンテンツを考える機会があります。そこでもインサイドセールスとして、直接施設の方と接している私が思うニーズを落とし込んで施策を進めることができています。